宇宙人と暮らせば

面白親父、自閉症男子、理系(宇宙系)男子と私の、周りとちょっと違う日々を綴ります。

次男のいない誕生日が当たり前になる

次男、今月の26日で23回目の誕生日でした。

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次男がまだ家にいた頃、誕生日はプレゼントも用意はしていたけれど、何より家族でケーキを囲んで「はっぴば〜すで〜♪」と歌うだけの、シンプルな時間を共有することが一番だったような気がします。

次男がどう考えていたかはわからないけれど。

 

次男の好きなチョコレートのホールケーキを買って、電気も消して、みんなで手拍子しながらベタに誕生日の歌を歌って、そしてなぜかロウソクの火を長男が吹き消して

 

もう今はそれも思い出でしかないのだけれど、今の次男も、祝ってくれる人が変わっただけでいい時間を過ごせているようです。

まぁ、母としては安心です。

友達に祝ってもらう方が、今の次男にとっては一番嬉しいんじゃないかな。

家からは随分離れているけれど、頑張ってくれていることが一番だし、友達が一緒にいてくれることは、親にとっては本当に有り難いことです。

 

そういえば、最近は身を守れる位には走れるようにもなってきたようです。

安堵しました〜。

 

昔は次男の生まれた夏は、なるべく家族の思い出を増やしたいと旦那は思っていたようです。

いつも、言葉にはしないくせに、自分の頭の中で、みんなで何処に行くかのプランをこっそり考えていました。

そして「○○行こ〜〜〜〜!!」

と言ってくるのです。それでも、プランの完全版スケジュールは、当日に説明したりしなかったり……。

 

でも、我が家ではあまりスケジュールにこだわりません。

自閉症の長男でも、何とも柔軟に育ったのは、我が家のそんな緩いところにあったのかもしれません。

 

だから、スケジュールは旦那の頭の中だけで回って、あとは何となくみんなの動きから、その後の行動が変わってしまったりします。

でも、それを楽しんでいると言ってもいいかもしれません。

 

子ども達が小さい頃は特に、海にはよく遊びに行きました。

私は、男ども三人の体力に付いていけないことしばし。でも、よく4人で笑っていたものです。

 

なんせ、旦那と次男のアホなお笑いセンスは似ていて、一緒に笑いをとることに一生懸命。

長男は、それをクールに受け止めて、私はその三人のやりとりを横目で見るという感じかな。

 

海で私が写メろうとすると、この親子はこんな感じ↓

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当然だけど、家族で海でたくさん遊んだ思い出の記憶は、次男はまだ小さい時の姿です。

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長男とは、旦那と私と三人で今も海に行って、海岸の散歩や潮風を楽しんで来ます。

ただ、昔のようには、海の中に入ることもなくなりました。

 

けれど、年に1回位は長いドライブは実現させていて、今も旦那の頭の中には、みんなで何処に行くかのプランがいくつかあるらしいのです。

 

今後はますます大学生活も忙しくなるし、東京の友達との充実した日々もあるだろうし。

旦那のプランが、どのくらい実現するかどうかはわからないけれど、その中のいくつかは叶うといいね。

 

まだ夏休みに帰郷していない次男を、長男もカレンダーを見ながら待っているようです。

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9月に2週間ほど帰れるかどうかということなので、旦那のスケジュールプランがどう動くのか……。

まぁ、ちょっと待ってみることにしましょう。

この先、それもなくなるかも知れないしね。

そもそも、もう次男のいない誕生日も当たり前になってしまったわけだし。

いまのうち、いまのうち……。