連休最終日は芦屋に行ってきました。
福岡の芦屋というと、芦屋ボートです。でも、ボートを見に行った訳ではありません。
旦那が前に撮影に訪れて、そこの海鮮料理が美味しかった! という、それだけの理由です。
でも、ここでランチというプランが、旦那の頭の中にはあったようです。
これで、旦那のプランの中の1つは叶いました。
海の駅。
店内に入ると、まず大漁旗がお出迎え。
出入り口の隣に、何故かレトロな電話。
昭和中盤に生まれた私も、さすがにコレが実働していた頃は知りません。
いけすの中にヒトデ。
これは食べられるのでしょうか?
さて、お膳が運ばれてきました。海鮮丼と天ぷらのセットです。
自分の前のお膳に「お〜!」となって、人のお膳を写メるのは忘れていました。
この海鮮丼、お刺身を掻き分けても、その下に更にお刺身がギッシリ。ご飯の姿がなかなか見えません。
正に、丼の中が「ザ・海」でした。
ご馳走を美味しくいただいた後は、海の駅の周りを散策。
風がめちゃくちゃ強くて、服が大漁旗並みにはためきました。
防波堤の向こう側の海を覗いていると、旦那のカメラのキャップが風にさらわれて……
運良く海の手前に落ちました。無事で良かった〜!
次男、階段より降りて……キャップを無事救出!
めでたしめでたし。
空は青く、潮風の匂いが強い風に乗ってやって来ます。
その風から、立派な松の木が鎮守の森を守ってそびえていました。
海の駅の先に、観光名所の洞山があると聞いて、そちらを目指しました。
足元が滑るので、用心用心。
全く問題なくバランスが取れている次男を見て、歩けなかった頃を思い出しながら、おぉ〜!っと感動の母です。
強風の割に、海は穏やか。
そして、洞山にたどり着きました。
自然はすごいですね。
機械なしで、何年もかけてこの形状を築いてきたんですね。
岩に無数に空いた小さな穴に、びっしりと小石か?何かの卵か?がくっついていますが……。
これ、なんでしょう???未解決!
ずっとピィ〜ヒョロロ〜と聞こえていて、トンビがいるのかな?と頭上を見渡すと、それに応えるかのように何羽も飛んで、私達の頭上をくるくる巡って見せてくれました。
あ〜、風がぁ〜!
この中を、ゆうゆうと飛んでいる鳥たちはすごいです。
人間の服も髪の毛もハタハタ、風に遊ばれてしまいます。
海の守り神様。
古くて小さいのですが、階段下から覗いてみても、とても綺麗に掃除されているようでした。
綺麗にされているということは、こんなとんでもない急な階段を、お年を召された方も登られるのでしょうか。
階段を下から眺めて、私たちもまだ負けてなどいられないな……と思いつつも、結局上の神様のところには登って行かなかったという情けなさ。
階段下で柏手打ってお辞儀をしました。
ボートと洞山以外に、ここは何もない場所だと聞きました。
確かに、そうではありましたが、地元の子供達と見られる、小さい子から高校生くらいまでが釣りを楽しんでいたり、親子で磯遊びをする姿が見られて、それはむしろ、贅沢な遊びの時間を過ごしているようにも見えました。
海の幸を頂いて、ただただのんびりと。
芦屋をぶらぶらしながら、時々防波堤辺りでボーッとして、なんだかいい時間でした。
そして、この日も暮れていきました。
そうやって家族で過ごしながら、次男の福岡滞在もあと三日です。