福岡には、福岡タワーとポートタワーのふたつのタワーがあります。
福岡タワーの高さは234m。美しい続き番号ですね。
福岡のシンボル的タワーで、夜になるとその季節に応じて様々な模様や動く絵が映しだされて、なかなか見ているだけで賑やかで楽しいタワーです。
ポートタワーは高さ100m。港に立っていて、赤くてカワイイんです。
さて、先日そんなタワー達の話題になりまして、わたしが「スカイツリー行って来たんだよね」と話すと
「え〜!スカイツリーって料金が高いでしょう?福岡タワーの800円の方がお得じゃない?」
との返し。
いや、料金だけ見ればそうだけど、当日券で支払ったセット券の3,100円は、福岡タワーの800円からすると、案外安いかもしれない。
セット券とは、展望デッキと、更に上の展望回廊の両方に行けるチケットのこと。
ちなみに展望デッキのみなら2,100円、天望回廊ならなんと1,000円です。
入口からエレベーターまでも凄いぞ感が満載!
しかも、あの鳳凰なんかの装飾がある金ピカエレベーターに乗るだけで
「3,100円、OK!」
って思っちゃいますもん。
そもそも高さが武蔵! 234mからすると400mも高い......いやぁ、違い過ぎる......。
と言いつつ、実はまだ福岡タワーに登ったことがないわたし。
夜は本当に綺麗なんですよ。一度見てほしい(写真は最近のタワーです。そろそろハロウィン仕様になるのかな)
もう1つのポートタワーは登ったことがあって、無料でした。
港で赤く光る夜がきれい。わたしは、都市高速から見る夜のポートタワーが好きです。
福岡タワー
port-of-hakata.city.fukuoka.lg.jp
さて、スカイツリーというと、次男がギランバレー症候群と闘っていた間、ずっと病院の窓から見続けていたタワーです。
次男の外出許可がおりた時、一緒に訪れた場所でもあります。
このブログで、次男の闘病記を書いている間、ずっとテーマの様に出現していました。
もしかして、東京の人よりも思い入れがあるかもしれません。
病院に駆けつけた時、最初に見たスカイツリーはてっぺんが見えないほど雲が下までおりてきていました。
不安な気持ちの中で眺めた、最初の東京の風景でした。
そして、このノッポなヤツと、毎日顔を合せることになります。
病院で迎えた令和の日。
世間の御祝いムードの中、スカイツリーも御祝いの装いでした。
そんな賑かな空気の中に、まだまだ不安な気持ちでキラキラと色が変わるツリーを眺めました。
回復期の病院に転院して、初日に早速窓の外を見ると、ヤツはやっぱりそこにいました。
環境がかわった中に、顔なじみのヤツがわたしをホッとさせてくれました。
こうして、やっぱりここでも毎日毎日顔を合せます。
叔母と病院に行く前に待ち合わせした、シビックセンターからのスカイツリー。
叔母に元気をもらって、少し明るい気持ちになれた日でした。
こうして毎日ヤツと挨拶をしながら、とうとう......
ついに会いに行ってきました。
ドドーーン!
次男の外出許可で短い旅が叶いました。
毎日会っていたヤツはクールでしたが、わたしにとっては、わたしを励ましてくれたあったかいヤツです。
地上から遠く、空には近い場所で、ヤツは「どやぁ〜!」と東京を見せてくれました。
わたしは毎日、次男のマンションと病院の往復で、東京の何も見て回ることはしていませんでした。
この日、今回の上京では初めて、ちゃんと東京を見ることができました。
そして、次男がついに退院を果し、二人で見たシビックセンターからのスカイツリー。
この時は、本当に感謝の気持ちで一杯でした。
スカイツリーが、次男の闘病の間にわたしを支えてくれていたんですね。
また会いに行けるかな。
今度は不安な気持ちはナシで。
最近、もう一つブログを書き始めました。
雲ばっかりのブログです。
よかったら、たま〜に覗いてくださいね。