今回も台風は、あちこちで大変でしたね。
被害に遭われた方、生活に支障が出た方、心よりお見舞い申し上げます。
今は携帯ひとつで確認も出来る時代なので、全国に散らばった友人達も、無事に過ごしているとかでホッとしました。
ともあれ無事で元気だったのが嬉しかったです。
さて、そんな台風の中、我が家の長男はエアコンのリモコンに呼ばれたようです。
突然リモコンを手に取って、1秒も掛からずにバキバキッと・・・。
やられました(汗)
リモコン、ガン見して愛でていることが多いのですが、よく中を見たいのか可愛さ余るのか、こちらがちょっと気を抜いていると、愛しのリモコンのはずなのに一瞬で姿を変えられてしまっている。
いや、これどぉすんだよ……
一瞬で壊して、一瞬で中を確認して、一瞬で私の表情も確認する・・・。
私の怒ってますよ〜の表情は、こんな時はいつものことなので(もちろん“いかん”ことは“いかん”と伝えます)長男は“やばいなぁ〜”という表情から“困った時の笑顔”にシフトするわけです。
そして「あ〜、あ〜」と、一応の謝罪の言葉を述べると、更に中身確認してもいいっすかぁ〜的な行動に移る・・・これもいつものこと。
それを阻止しつつ、旦那が仕事から帰ってくるのを待つ私。
その間、私はリモコン単品で1万円以上、もしかしてもっとするかも・・・とヒヤヒヤしながら検索したのだけれど、8千円程度とわかって少しホッとしたりしました。
いや、そもそも必要のないお金だったのに、長男の興味から来る一瞬の勉強代になったのかと、いたたた・・・という気持ちは否めなかったけれど。
そうこうしているうちに、旦那すっ飛んで帰ってきました。
リモコンを手に持ち
「あーっ! コレ壊した人っ!?」
長男、小さく手を挙げて、小さい声で
「あっ!(ボクです)」
それに吹き出しそうなのを我慢して、父と母は、大事だと伝えた物は壊さない!
と伝えて、多分またいつか破られるであろう約束をしました。
長い時間怒っても、本人自信、なぜ怒られているのかだんだん解らなくなるので、ことが起きる度にこちらも変わらず、同じ言葉で伝え続けます。
それが長い時間掛かって自立したトイレや身支度と同じように、いつの日か理解してくれるようにと願いながら。
ちなみに、小さく手を挙げて「あっ!」と言う姿を、旦那は毎回「カワイイ!」と長男のいない所で言います。
カワイイけれど、息子ももう26才ですぜ、だんな!(笑)
さて、破壊されたリモコンですが、旦那はだまって手に取ると、それを組み立て始めました。
私も努力したけど、ダメだったんですが?
けれど、旦那は黙々と作業を始め、長男も興味津々。
曲がっているふた部分をドライヤーで伸ばし始め、数分後にはあら不思議!
リモコンは数時間前と変わらぬ姿に!
私、歓声を上げる。
長男、目がキラキラ! そして再び手に取ろうとする長男に
「いやいやいや・・・!」
と取り上げる父と母。
さて、今後のリモコンを守り抜くために、スイッチON、OFFのあとは鍵のある別部屋に保管することに。
ひと手間もふた手間もかかることが多い我が家ながら、慣れれば不便は感じないもんです。
そう言えば、長男の破壊行動の後、プロでも修理不能だったり、大物でない限りは旦那がほぼほぼ修理してきました。
車のワイパーを曲げることがマイブームでディーラーに通っていた時も、結局はそれ用の工具を買って旦那が修理するようになったし、言ってたらきりがないほど。
興味があって壊してしまったら、それを修理してしまう人が我が家にはいる。
そんな場面を見る度に、長男が宇宙からやってくる時に、生きていく場所を選ぶ時の条件から、我が家はしっくり来たのではないか・・・。
そんなことを思いながら、長男の笑顔を眺める母であります。
あ、それにしても、ドライヤーの威力が少々小さかったらしくて、カバーが真っ直ぐにはならなかったとか。
ちょっと力を入れながらボタンを押さないといかんねぇ・・・。
この曲がった部分を見る度に、この話題は我が家で消えることもないなぁ(笑)
ちなみにドライヤーを守り抜いたお話し
↓
ワイパー破壊のお話
↓
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かしこ。