病院で、リハビリで作ったドラえもんもドラミちゃんも、無事に次男の家の家族になりました。
さて、これからは復帰後の日常生活に、1日1日挑むことになります。
朝起きぬけにトイレに立った次男ですが、いつ倒れるかヒヤヒヤする程に、ヨロヨロというより、カクカクとした動きで歩いていました。
数歩でトイレにたどり着くので、こういう時は狭い部屋というのは好都合です。
起きてすぐは、筋肉が硬くて動かないため、時間を掛けてストレッチをする必要があります。
結構痛いらしく、入院中から、筋トレよりストレッチの方が汗をかくしキツいと言っていました。
これからも毎日、ベッドの上で、病院で教えてもらったストレッチで体をほぐすところから1日を始めることになります。
不便なことも、自分なりに工夫する方法も身につけていく時間が、しばらくは必要かも知れません。
ただ歩くだけでも、階段などは転ばないように、なるべく手すりの横を歩くとか、走れないので、信号がまだ青でも、間もなく点滅しそうなら一つ見送るとか、そんな小さなことが大切になってくると思います。
そして、それを学びつつ筋肉を付けるためにも、歩くことは必要になります。
あと少し、私がいる間はリハビリと称して、一緒に歩いてみることにしました。というか、次男が私の意向に合わせてくれているというのが本当かも知れません。
まずは退院して1日目は、近所を散歩してみました。
しばらく歩くと、立派な門構えのお寺がありました。ここは、猫が沢山いるお寺で有名らしいです。
なるほど、中に入ってみると、我が物顔の猫たちがあちらこちらに。次男いわく、それでも今日はあまりいない、とのこと。
見るからに、みんなノラちゃん達です。でも、痩せている子たちはいないし、全く逃げる様子もないことから、ここでは生きていくには事欠かないのだろうと思いました。
建造物も、色あせていても何だか美しい。扉は閉まっていて、御本尊さんとはお会いすることが出来ませんでしたが、屋根の下の門番さんたちには会えました。
肉球がある〜。
レトロな電灯が、あちらこちらに下がっていました。かわいい♪
我が家にこんなかわいい電灯を下げたら……と想像したら、長男が一瞬で引き落として爆笑している姿が思い浮かびました。
ダメじゃ……ここで目で見て堪能するに留めておこう。
ここには、一言地蔵尊という方がいらっしゃって、一言だけ願いを叶えて下さるとか。
扉を開けて、お線香があったので隣にあるマッチを開けると、そこにあった2つとも空でした。結構沢山の方がお参りに来られるのかな?
子どもたちが幸せであるように、お願いをして来ました。
他にも大きな大仏さま、六地蔵さま、身代わり地蔵さま、たくさんの石仏さまたちがいらっしゃって、ちょっと写真を撮るのは申し訳ない気がして、撮影は控えました。
本堂の他にも、説明板を読むと、とても価値のある建造物がたくさん。
割と近いので、帰る前にもう一度行けたらと思います。
さて、翌日は「髪を切りに行きたい」という次男にのこのこ付いて行って、皇居や日比谷公園辺りを散策しました。
それはまた、次回。
↑次男が髪を切っている間は、スタバでまったり。