宇宙人と暮らせば

面白親父、自閉症男子、理系(宇宙系)男子と私の、周りとちょっと違う日々を綴ります。

2023-01-01から1年間の記事一覧

やさしい町

長男は毎月、「行動援護」という福祉サービスを使ってヘルパーさんと外出を楽しんでいます。 行動援護とは一般には聞き慣れない言葉ですが、ワムネットが以下のように説明しています。 ↓↓↓ 行動援護とは<ワムネットより> 行動に著しい困難を有する知的障害…

見えない先への勇気に、背中を押し続けた言葉をくれた人の話

長男が生まれて1歳になろうとかという時、私はすでに長男の障害に気付きつつも、自分の中で「違うかもしれないから」と折り合いをつけながら暮らしていました。 しかし、その後もモヤモヤが晴れることはなく、ついに自分の中で「障害がある!」と確信を持っ…

父、事務所を引っ越す。そして息子の絵は2語文に!

親子3人でさよならをして来ました。コロナの波は働き方にも影響を及ぼしました。長年事務所として使ってきたこの場所も、この日でお別れです。作業場であり、セミナー会場であり、スタジオであり、宴会場でもあったこの部屋も、セミナーや飲み会はすっかりオ…

旅に出ました!(一瞬の)

飛行機での旅ではありません。福岡の上空は毎日こんなもんです。 さて・・・ 「旅に出ます!」 「ん、ん?」 この、すっとんきょうな旦那と私の会話から始まった、私の旅(?!)のお話。 博多駅のみどりの窓口は、いつも混み混み。 ということで、特急も停…

罪作りな梅雨の時期に、長男が見せた成長

梅雨の合間の雲から覗く月。 今年も七夕は雨でした。 梅雨の時期というのは、割と体調も気持ちも空と同じように、重くてスッキリしません。 私達でさえ、も〜、なんなん?毎日毎日……と愚痴をこぼしたくなる最中に、長男も、自分の頭をポンポンと軽く叩いては…

8ヶ月を経て新入り登場!

ちょいと前のお話ではありますが、我が家のトイレ事情のお話し。 今回、2代目が壊れて8ヶ月目にして、3代目がお目見えとなりました。 ひたすら仕事の合間にパソコンと睨めっこして、なんとか低予算で済まされないか頑張っていた旦那の想いが届き、やっと見つ…

母は一生分のありがとうを、ブラックホールの外に散りばめて逝った。

私の母は厳しい人だった。実際に母からは褒めてもらえたことなどほとんどなく、たとえば大学でトップの成績をとっても「お金がかかっているのだから、そのくらいできて当たり前だ」と言ってのけたくらいだ。 何か手伝っても「ありがとう」とは言われることは…

生きて迎えた31年目と32年目

サプライズのない我が家で、長男31年目の誕生日。ケーキを買って、誕生日の歌を歌って、おめでとうと拍手する。 31年間やってきた、たったこれだけの時間。それでも、我が家にとっては大事な時間です。 大嵐の日に壮絶な時間を生き抜いて世に生まれたものの…

次男と芋けんぴが並んだ日

春の空らしく柔らかい光が届くこの頃、花粉に悩まされる私のスマホに「最強運の持ち主誕生日ランキング」なるものが流れてきたので眺めてみる。 結果子供たちは最強運はないということらしいが、いやいや、彼らはなかなかの最強運の持ち主である。 だって、…