宇宙人と暮らせば

面白親父、自閉症男子、理系(宇宙系)男子と私の、周りとちょっと違う日々を綴ります。

親子四人でお礼参りに行ってきました

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次男、退院以来の帰省です。

夏休みの1週間だけを我が家で過ごすことになりました。

なんせ新学期早々から2ヶ月近く休学をしてしまったので、大学の研究が大変みたいで田舎に長居はできません。

 

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次男が入院した翌日、私が病院に到着した頃に旦那と長男は、病気平癒で有名な地元の神社に願掛けをして、頂いたお守りを東京に送ってくれました。

 

そのお守りは、病院の壁に並んで次男を見守り続けていました。

 

そして現在の次男は、生きていくことにほとんど問題のない位まで治癒しました。

これまでの、次男に心を寄せて下さったたくさんの方々には感謝しかありません。

 

私は仕事で行けなかったのですが、空港には旦那と長男が迎えに行ってくれました。

ゲートから次男が小走りで駆け寄ってきた姿を見て、旦那は安堵したらしいのです。

 

問題なく走ってくる次男にやっと会えた長男は、いつものようにツンデレでお迎えしたようです。

 

翌日は夕方から、願掛けしてお守りを頂いた神社にお礼参りに行ってきました。

本当は一気に三社全てに出向いてお礼を申し上げたかったのですが、筥崎宮はちょうど放生会の初日で、相変らずのすごい人手でこの日は断念。

次男滞在中に日を改めて行くことにしました。

 

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鳥飼八幡宮です。

境内の中は気持ちのいい空気で、良い気が流れていることを感じさせました。

 

地元の人達からはとても愛されている神社のようで、境内には保育園もあります。

神様の周りを子ども達が楽しそうに走り回ったり、神様の前で座り込んでおしゃべりしたりしていました。

ここの神様が、子ども達をお守りして下さっているのがよくわかります。

私も子ども達にちょっとだけ混ぜてもらって、楽しくおしゃべりをしました。

子どもの笑顔は最高です。


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鳥飼八幡宮の歴史は古く、その重みがズーンと体の中に入ってきます。


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楼門の参道側には狛犬さんが。こちらは青の狛犬さん。

妙にかわいくて、既にもうここで足止めを喰らった私。

暫く眺めていましたが、思わず笑顔に。境内の中を守るというより「いらっしゃ〜い!」と言われているような。何だかほっこりしてしまいました。

 

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こちらは赤い狛犬さん。

お〜、笑ってる笑ってる!この表情を見ていりゃぁ、そりゃ当然こちらの顔もほころぶってもんです。


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本殿にて、まずはお礼をお伝えしました。本当にお陰様です。ここまで元気になりました。

 

この神社の絵馬は、丸くてかわいい形の絵馬なのですが、そのほとんどが病気平癒の祈願でした。

病気でここに来れない人のために、その人のことを思って書かれた絵馬の文字を見ていると、ちょうどそんな思いで旦那と長男はここを訪れて、お参りをしたんだろうなぁと思いました。


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黒殿神社です。

この神様の手前に湧いていた不老水を頂き、今後の健康を願って参拝しました。


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楼門の境内側を向いた神将がお二人。

こちらは狛犬さんのコミカルさからは一転、しっかり神様達をお守りされています。

 

天満神社、鹽竈北辰神社にも参拝しました。

良い時間を過ごせました。きっと、私達を神様は歓迎して下さったのかな。


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2社目は宮地嶽神社

長い階段を、次男は難なく登る事ができました。

 

それにしても、参道は何やら強烈な香りが……。


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香りの謎はすぐに解けました。

原因はコレ! 銀杏です。


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この楼門をくぐって境内に入ると、その香りも全くなくなりました。


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重厚な楼門に圧倒されます。


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宮地嶽神社といえば、このしめ縄! 相変らずの存在感です。


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ドドーーーン!! いやぁ、圧巻!


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この場所にたどり着くと、突然太鼓の音が鳴り響き始めました。何か儀式が始まったようです。

まさにこの前に立った瞬間に始まったので、やはりここでも神様に歓迎して頂けたのでしょうか。


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なぜか、あちらこちらに牛車がありました。神様はこの後、お出掛けかな?


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本殿の向かって右側に、御神鏡が祀られていました。

空を向いている御神鏡からは、すごいエネルギーが放たれていました!


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ここまで治癒できたことをご報告。しっかりお礼と感謝の気持ちをお伝えして、帰路に就きました。

長男がそっと、次男に手を差し伸べています。


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ここは嵐のCMで有名になった「光の道」です。

あの太陽の神道が拝めるのは、まだ少し先になります。


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駐車場へ向かう時も、二人は並んで歩きました。

長男は、最近は急に飛び出すことも少なくなりました。けれど、次男は昔と同じように道路側を歩き、長男の手を握りしめていました。

 

この光景を見ることも、きっとこの先はどんどん少なくなっていくでしょう。

病気を乗り越えた次男の将来を、離れた場所から応援するのが勤めとなることは誰もが分かっています。

 

それが分かっているから、手をつなぐことをしなくても、危険な飛び出しもだんだん少なくなって、長男は1人で歩いていくことが上手になってきているのかもしれません。