人間って、ある程度覚悟を持ったらすごいな。
こんなコロナな時代、ワクチン接種が進んでいるけれど、みんな副反応が起きることを覚悟して受けているわけです。
しかもその副反応も、もしかしたら結構大変かもしれないことを知っていても、受けるべきだと決めたら、それすらも受け入れてしまうのだから。
そんな中の一人でもある私ですが、職域接種にて優先順位が高く、7月には2回目もモデルナで終えました。
長男は通所施設にて医師の出張による集団接種、旦那は会場とクリニックにて接種。
二人ともファイザーでした。
ちなみに東京の次男はなかなか順番が回って来ず、受けたのはファイザーで9月の後半から2回目は10月中盤。
2回とも自分で予約して、会場の一橋大学に地下鉄で1時間かけて行ったとのこと。
というわけで、我が家は全員ワクチンは2回を無事に済ませました。
さてさて、そんな私のワクチン接種は、1回目も2回目も博多埠頭のクルーズセンターという、コロナのため外国からの船が来なくなったことで接種会場となった、クルーズ船が寄港する施設で受けました。
広くてとても綺麗な施設ですが、現在は感染者数減少のため接種会場としてもクローズして、今やすっかり静かなたたずまいです。
ところで、当然ですが施設の周りは海です。
で、いよいよ私の番が回ってきた時に、先に接種を済ませた職場の人達がみんな同じことを言ってきたわけです。
「ワクチン打ってテンション下がるけどね、その後外に出ると海なわけでしょ。これが癒されるんだわ〜」
的な・・・。
しかもみんな、Facebookとかに海の写真を載せてたりしてて。
なるほどなるほど、ふんふん、メモメモ・・・_φ( ̄ー ̄ )
実は接種時間は、全員夜の8時の予約でした。
夏の間は、九州はこの時間でも意外と明るいんですよね。
次男が病魔に倒れた時に東京で過ごした時、日没の早さにびっくりしたのを覚えていますが・・・
日本は長〜〜〜〜い!
というわけで、接種会場としては超ラッキーな場所じゃん!みたいに話が盛り上がったわけです。
それなりにみんな副反応はあったみたいだけど、なんとか乗り切ってるし。
接種終わったら、みんなと同じように海に癒されながら写真も撮る気満々で「私もガンバロ!」と出陣!
したら・・・
は?
闇・・・?
嘘や〜〜〜ん(泣)
実は、すごく天気の良い日が続いた7月に、すごく珍しく天気が崩れて思いっきり曇ってました。
職員の中で、唯一こんな目に遭ってしまった私、なんの行いが悪かった?
そして、みんなが2回目も海に癒された話の中で、唯一2回目も漆黒の海を眺めることになった私。
仕方ないので海ではなく、その反対側の施設と向こうに見えるポートタワーを写真に納めることに。
ほんと、なんの行いが悪かった〜〜〜???
それにしても、施設の中での医師、看護士の方はもちろん、スタッフの方達のテキパキぶりや、二重三重の確認作業の確実さには、相当な打ち合わせと訓練が行われたのではないかと思うほどで、あまりのスムーズさに感心するとともに、感謝の気持ちも湧き上がりました。
そして会場で接種を受ける人たちも、この広い場所に整然と並んで、誰一人私語もせずに静かに待っている。
日本人って、ほんとすごい!!
その光景には、感動すら覚えるほどでした。
そして私の副反応ですが、1回目は腕が打撲程度に痛かっただけで熱もなく元気でした。
でも2回目は38度7分まで上がり、丁度翌日は日曜日だったので息子を旦那に見ててもらい、ずっと横になっていました。
私自身、息子を育てる中で少々の熱で寝込むことはなくなっていたので、本来この程度の熱なら横になることなんてありません。
ただ、この時は違いました。
とにかくフラついてしまって、まっすぐ歩けなくなり、やむなく横になった次第です。
でも巷で言われているように、丸一日寝ていたら翌日は元気になりました。
我が家で2人目の接種となった旦那は、全く私のような経験をすることもなく、2回ともワクチン効いてんの?と疑うほどの元気っぷり。
そして3人目の長男。
早くから医療に繋がっているので、理解ある医師との連携で注射針にも恐れなくなっていることから、接種自体はなんなくクリア。
1回目の接種は熱もなく元気で、時々「あっ、あっ!」と腕を指差してきたので、痛みはあるんだなということは判りました。
そして2回目の接種の後は、超人のように元気な息子でも副反応はやってきました。
全くいつ以来にこんな高い熱が出たか、過去を思い浮かべてももう思い出せないほど。
しかも、発作以外でここまでぐったりなるのも、もう最近では記憶にない。
もちろん解熱剤は服用。
それにしてもなかなかの高熱・・・
からの・・・
うあっ!やばい!!
と思っていたら、やっぱり1日経つとすっかり元気に。
いやぁ・・・頑張ってくれましたよ。
お疲れ様。
そして、最後に受けた次男はというと、LINEのやり取りでその状況が判りました。
1回目の接種は「腕がちゃんと痛い!すごい!」とコメントとともに、38度1分まで上がった熱を、解熱剤で微熱まで下げたと報告が来ました。
そのコメントから少し経った後・・・
てことは、大学の望遠鏡まで行ったんかい!!!
その後は無事に元気になったようです。
そして2回目の接種は微熱が出たとの報告が来たので「今回はフレアは検出されんかったかい?」と聞くと、下がった直後に大学の教授から
「国際学会に出るように」
と言われて、英語が苦手なんだよぉ〜〜〜!と連呼しとりました。
副反応直後は、災難続きのようです。
そんなこんななコロナな話。
コロナな事件に続きます。
つづく。